日本の伝統的な横笛(龍笛・能管・篠笛)奏者 あかる潤の活動情報ページです。

NEWS

最新情報

2024年6月9日

和光太鼓30周年記念公演にゲスト出演させていただきます。瞽女唄の月岡祐希子さんとともに、街道を旅する芸人の姿を演出してみようと思います。

2024年7月4日

なかのZEROホールにて素敵な企画が進行中⭐︎

2024年9月1日

あかいくつ劇場にて源氏物語を題材とした朗読劇の音楽を担当します。

2024年10月16日

群馬県にて素敵な企画が進行中❤️

Pick UP!

イチオシ公演

日本歌曲協会春のコンサート2024
「こどもの日」ファミリーコンサート

日時2024年5月5日(日・祝)
会場渋谷区文化総合センター大和田さくらホール
開場13:30 開演14:00
チケット 一 般   3,000円 小中高生1,000円
     未就学児無料(全席自由)

日本歌曲をテーマに詩人と作曲家と声楽家がタッグを組んで、意欲的な新作を発表しつづけている日本歌曲協会がついにファミリーコンサートを開催します。
私は、オープニングの童謡メドレーでクラウン児童合唱団の皆様とともに曽祖父作曲の「鯉のぼり」他を演奏。そのあとは日本名歌やキッズセレクションでも憧れの先輩方とともに演奏いたします!大好きなアニメ「ちいかわ」のハチワレやちいかわの声は子供が担当し、大人の声優さんではだせない透明な印象があります。そんな子供のたちの声と和楽器が童謡作品を通じてどのような化学変化を起こすのか楽しみです。
 
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日本音楽集団定期242創立60周年シリーズ
「巡りて還り その先へ」

【日時】 2024年5月29日(水)19:00開演 【会場】 豊洲シビックセンターホール
(東京メトロ有楽町線 豊洲駅下車7番出口より徒歩1分/新交通ゆりかもめ 豊洲駅下車改札フロア直結)
【チケット】全席自由 一般:4,000円
                               25歳以下:2,000円

日本音楽集団は創立60周年シリーズ初回は日本音楽集団創設期から現在に至るまでの団内作曲家作品を取り上げます。
三木稔・長澤勝俊の音から始まった巡る時。
そしてその音世界は後に続く作曲家たちにより更なる広がりを創ります。
ひとたび還りまた新たな時を巡る。
原点からのエネルギーを、そして変化を、日本音楽集団の「今」を奏で、新たに巡りくる未来へ…。
「夏の一日」長澤勝俊/1994年 「みみらくの島」高橋久美子/2009年 「己-ki- 2.輝」相澤洋正/2019年 「森羅万象」秋岸寛久/2011年 「巨火」三木稔/1976年
私は「森羅万象」に出演します。

 
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和太鼓会 和光太鼓 発足50周年記念公演”音粋”

日時:6月9日 開場11:00 開演12:00
場所:和光市民文化センターサンアゼリア 入場料:3000円
主催:和太鼓会 和光太鼓
共催:公益財団法人和光市文化振興公社

埼玉県和光市で活躍中の和光太鼓50周年記念公演にゲスト出演いたします。
和光市は曽祖父の代表作「春よこい」の詩人 清水かつら氏が暮らした町。
勇壮な和太鼓の響きの合間に、あえて和太鼓を使わない演目を披露します。
瞽女唄の月岡祐紀子さんとともに、街道で演奏された100年前の音楽シーンを再現する計画。もちろん「春よこい」や「叱られて」も演奏しますよ!!
 
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料亭 泉岳寺紋や

篠笛演奏パフォーマンス
2024年4月13日 18時10分ー 19時ー 20時
5月はお休みしまーす。

仇討ち時代劇で有名な赤穂浪士の菩提寺である泉岳寺のお隣にある「紋や」は富山から直送された新鮮な魚と野菜などの食材を中心とした創作懐石料理です。和風ながら、お席はカウンターから個室魔で全席椅子席なので靴を脱いだり正坐せずに美味しいお料理とお酒を楽しむ事できます。
ここでは土曜日に箏と尺八と笛が週替わりで演奏パフォーマンスをしています。
ミュージックチャージ料はありませんので、ぜひ美味しいお料理とともにお越しくださいませ!

紋や WEBサイトはこちらから

JR山手線 高輪ゲートウェイ駅 徒歩10分
都営浅草線 泉岳寺駅 徒歩2分

 
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個人稽古のこと

お問い合わせが多くなってきましたので、公開いたします。

助六太鼓の笛講座 (毎月第2日曜日15時半〜16時半)

助六太鼓道場にて篠笛講座を開催しています。
盆太鼓奏法に定評がある団体ですので、笛は盆太鼓にあった、民謡、童謡、演歌曲を中心にやっています。
団体稽古で1回2500円。
そのあと、ご希望に応じて15分500円単位で個人稽古を承っています。

会場 助六太鼓道場
   JR飯田橋駅から徒歩15分 東京メトロ江戸川橋駅から徒歩10分
  

自宅稽古(日時は要相談)

新宿の自宅でもお稽古をやっています。
長唄、雅楽、民謡、童謡、JPOP、クラシック、JAZZとお好きな曲が吹ける様になります。
1回30分で3000円。1時間の場合は5000円。
吹きたい曲ができたときにふらあっと訪れる方多いです。

*どちらのお稽古場も楽器はお貸しできますので、手ぶらでどうぞ

お問い合わせは↓こちらをクリック
お問い合わせ

アーツカウンシル東京のコンサート記事

昨年8月に都内で行ったコンサート内容をご紹介いただきました。

昨年8月に開催したコンサート内容をご紹介いただきました。
下記のリンクより見ることができます。
https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/what-we-do/support/program/63266/
 

高知新聞にのせていただきました。

龍年特集ということで、高知新聞に曽祖父の碑の記事とともにご紹介いただきました。

ほんの15年ほど前は五線譜が演奏できない邦楽奏者が大半だったと思います。
さらに100年前の弘田龍太郎の時代は宮城道雄氏や中能島欣一氏を筆頭に素晴らしい演奏者が数多くいらっしゃいましたが、特に三味線業界においては五線譜を理解し、西洋的な絶対音を基軸とした音程で演奏できる奏者はかなり少なかったと思います。
私の所属する「日本音楽集団」は弘田龍太郎が音楽を勉強し、教鞭をとった旧東京音楽学校、現、東京芸術大学出身者が多く、古典邦楽演奏と五線譜演奏のバイリンガルができるエキスパートが揃った楽団として60年の歴史を重ねています。もし、この団体と弘田龍太郎が出会えていたら日本の伝統的な音楽を根っこに西洋の五線譜という普遍的な技法でオーケストラやオペラ作品や歌舞伎を作りたかった彼の夢が叶っていたかもしれません。曽祖父が生まれ、創作の心のよりどころとしていた安芸の地で彼が東京で描いた夢の音楽体験を共有するコンサートができたらいいなあと辰年の展望を思う新年です。
 

ESSEY

時々邦楽の小話を一つ書いていきまーす。

日々邦楽 第28回

桜餅、さくらもち

そこかしこで桜の花が咲き始めたこの頃。今年はいつもより遅めの春ですね。春を代表するお菓子といえば「桜餅」。見た目の美しさと米と小豆の風味。来日された海外の方々にもぜひご賞味いただきたい一品です。
さて、このお菓子はクレープタイプと餅タイプの2種類がありまして、前者を俗に関東風、後者を関西風と称するようでございます。
関東風の桜餅は、浅草の長明寺の門番が墓参の客をもてなすために手作りしていたお菓子を徳川将軍吉宗公の頃に隅田川に植えられた桜を見物する客が増えたので商品化されたものだそう。今の価格で六十円弱で売られていたようです。
関西風の桜餅は、道明寺粉という蒸した餅を乾燥させて砕いた粉を用いた団子の中に餡を入れているので、大阪の道明寺が発祥のように思われがちですが、どうやら江戸の桜餅人気を知り、大阪でも桜の餅を、ということで開発されたようです。
道明寺は大阪にあるお寺で、そこの尼さんが作るむした餅米を乾燥させた糒(ほしい)という保存食が病に効くということが名前の由来となったそう。
長唄で「京鹿子娘道成寺」という作品がありますが、私はこれを道明寺と混同しておりました(笑)。このまちがいは実は私だけではないようで、ネットでも「京鹿子娘道明寺」と誤記載している舞踊家さんもいらっしゃるよう。どちらにせよ桜とお寺と綺麗な女の人の物語ですから、あたらずも遠からず。微笑ましく見守ってくださいまし。

2024年4月3日

Memory

公演記録

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